アスクは14日、Synology製のNAS製品として、12台のHDDを内蔵できる「DiskStation DS2413+」と4台のHDDを内蔵できる「DiskStation DS412+」の2モデルを発表した。1月上旬より発売し、店頭予想価格は「DiskStation DS2413+」が160,000円前後、「DiskStation DS412+」が75,000円前後。
DiskStation DS2413+
3.5/2.5インチSATA HDDを12台内蔵できるNASケース。最大48TBの容量まで拡張できる。2.13GHzのデュアルコアCPUとDDR3 2GBのメモリを搭載することで、最大112MB/sでの転送が可能なほか、Gigabit Ethernetポート×2を使うLink Aggregation時では最大200MB/sでの転送が行える。RAID機能は、RAID 0/1/5/5+Spare/6/10/JBOD/BASICに対応。
管理ツールはブラウザベースの「Disk Station Manager」。ストレージ管理やデータのバックアップ、ファイル共有、最大20台のIPカメラの一括管理などが可能。IPカメラの対応解像度は1,280×800ドット、フレームレートは200fpsとなっている。
インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2基、USB 3.0×2、USB 2.0×4、拡張ポート×1。オプションの拡張ディスク「DX1211」を用意することで、最大24台のドライブで96TBまで容量を拡張可能。
本体には冷却用に120mmファン×2基を搭載。本体サイズはW300×D340×H270mm、重量は9.93kg。対応OSはWindows XP以降、Mac OS X 10.5以降、Ubuntu 9.04以降。
DiskStation DS412+
3.5/2.5インチSATA HDDを4台内蔵可能なモデル。最大容量は16TBまで。2.13GHzのデュアルコアCPUとDDR3 1GBのメモリを搭載する。
外部インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2基、USB 3.0×2、USB 2.0×1、eSATA×1。冷却用に92mmファンを2基搭載。本体サイズはW203×D233.2×H165mm、重量は2.03kg。転送速度やRAID機能などの仕様は「DiskStation DS2413+」とほぼ同等。