フェンリルは13日、Android端末向けウェブブラウザアプリ「Sleipnir Mobile」の最新版となるバージョン2.6の提供を開始した。タブの連続切り替えを可能にしたり、新規タブおよびブックマーク画面を開いたりするジェスチャを追加。また一部のジェスチャのカスタマイズも可能にし、利便性を向上させた。このほか、ジェスチャ精度の向上なども行われている。
タブの切り替えジェスチャは、左右の画面端から水平にスワイプすることで発動する。そのまま指をスライドさせると、移動距離に応じてタブがパラパラと切り替る。目的のタブが表示されたところで指を離すとそのタブに切り替わる。目的のタブに届かない場合は、左右画面端を抑えたままにすることでタブが自動でスクロールするようになっている。
さらに、画面下部に表示されているボタンまで指を動かすか、もしくは別の指でタップすると一番左のタブ/元のタブ/一番右のタブに切り替えることが可能。
新規タブおよびブックマーク画面を開くジェスチャは次のとおり。新規タブは、「下→左」、ブックマーク画面は「上→下の画面外」で開くようになっている。
また、一部のジェスチャをカスタマイズ可能にした。左右スワイプ/画面外から左右スワイプ/上→左/上→右の各ジェスチャに割り当てられている機能の変更が行える。
このほか、以下の点において改善されている。
- アドレスバー、タブの動作を変更し一部正常にスクロールされなかったページに対応
- 全画面ジェスチャの精度を向上
- スクロールグリップと重なるリンクをクリックできなかったのを修正
(記事提供: AndroWire編集部)