アウトドアシューズのリーディングブランド「Teva(テバ)」はこのほど、いままでにない革新的なシューズ「TevaSphere(テバスフィア)」を、ニューヨーク「Metropolitan Pavilion Gallery」にて発表した。2013年春より全世界で販売開始する。
約4年の歳月をかけて開発された同シューズは、角ばったヒールではなく球体(スフィリカル)ヒールになったことで、かかとから接地点までの距離が短くなり、より自然な着地を実現した。また、球体ヒールにより、かかと着地(ヒールストライク)で生じるブレーキングが減少し、より効率的な体重移動をサポート。必要な接触点だけをサポートするため、自由な動きを制限したり、シューズの重量を増やしたりすることなく、たしかな安定性をもたらす。
発表に際し、同ブランドのイノベーション・マネージャー、クリス・ヒリヤー氏は、「かかと着地で生じる身体への負担ばかりが問題視されていますが、たいていの人は歩くときも走るときも、かかとから着地します。そこで、意識して走り方を変えることなく、自然に体重移動ができるようなテクノロジーを開発したいと考えたのです」とコメントしている。
「TevaSphere」はメンズ2モデル、ウィメンズ1モデルを展開。1万4,490~1万6,590円で販売される。