2013年6月に公開が決まった映画『G.I.ジョー バック2リベンジ』のキックオフプレゼンテーションが12日(現地時間)、香港で行われ、俳優のイ・ビョンホンとジョン・チュウ監督が登場した。
同作は、2009年に公開されたアクション大作『G.I.ジョー』の4年ぶりとなる続編で、全米公開の延期と共に、日本公開も延期となっていた作品。初代"G.I.ジョー"としてブルース・ウィリスが登場するほか3D映像で公開されることが決定している。
パキスタンで極秘任務中の機密組織G.I.ジョーは大統領の陰謀にはめられ、襲撃を受けてほぼ全滅してしまう。生き残ったメンバーはわずか数名。そんな中、テロ組織"コブラ"が再び勢力を広めはじめる。孤立無援、絶体絶命のG.I.ジョーのメンバーは伝説の初代"G.I.ジョー"であるジョー司令官(ブルース・ウィリス)に助けを求める。新生"G.I.ジョー"チームのリベンジが今はじまる。
同イベントに参加したイ・ビョンホンは、「今回初めて3Dで観てすごく興奮しています。キャラクターも前作に比べて増えましたし、ブルース(ブルース・ウィリス)やドゥウェイン(ドウェイン・ジョンソン)もいるし。もっと残酷でもっとダーティーに、スケールもパワーもアップしました。だからみなさんにこの映画を楽しんでもらえると思います。また、今回のブルースとの共演は光栄としか言えません。彼は自分のとっては『ダイ・ハード』を始めとするアクション映画のヒーローだし、また『シックスセンス』のような作品にも出ている、素晴らしい俳優ですから、その人共演できた経験は本当に素晴らしい体験でした」とコメント。一方、ジョン・チュウ監督は「アジアの俳優が、ハリウッドスターと共演して映画の中でものすごく活躍していることが素晴らしいと思う。ただ、アクションスターといってもそれぞれにスタイルがあって、ブルースもドゥウェインも、それからビョンホンも全員スタイルが違う。この映画ではそれぞれ皆、自分の持ち味、個性があるアクションをしていて、そのこともまた素晴らしい」と同作に出演した俳優たちを褒め称えた。
また、同作が3Dでも上映されることに関しては「僕が鍛えた腹筋が、今回3Dですごく見えるようになっているしね」とイ・ビョンホンが冗談交じりに語ると、ジョン・チュウ監督は、「今回、何カ月もかかって3D映像化したので、ぜひみなさんに楽しんでいただきたいです。爆発や本物のアクションがあって、今回このような形で初めてのアクション映画を3Dで撮ることができて、いまでもテンション高く興奮しっぱなしです」と満面の笑みで明かした。
映画『G.I.ジョー バック2リベンジ』は、2013年6月よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開。
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