東芝ホームアプライアンス12月12日、白米からパンを作れるホームベーカリー「SuiPanDa ABP-R100X」を発表した。発売は12月21日。価格はオープンで、推定市場価格は40,000円前後。
ご飯からパンを作れるホームベーカリーはすでに市場に登場しているが、ABP-R100Xは、「炊(すい)パン」コースと名付けられた、炊飯前の白米からパンを作るコースの搭載を大きな特徴としたモデルだ。
炊パンコースでは、白米をホームベーカリーで炊き上げ、それを練ってパン生地にする。炊き立てのご飯を使用し、しかも砕くという工程が入らないため、ご飯の甘みや食感を生かしたパンを作ることが可能だ。なお、残念ながら炊飯器としては利用できない。
ご飯を砕くための"ミル"が搭載されていない分、本体は小型化されており、通常の1斤用のホームベーカリーに近いW261×D325×H368mmというサイズを実現している。さらに、約50dBと、動作音も控えめだ。
食パンコースは、「小麦食パン」「小麦食パン(お急ぎ)」「全粒粉パン」「炊パン(小麦入り)」「ライ麦パン」「小麦ご飯パン」「米粉パン」「小麦ゼロパン」の8種類。そのほかに、4種類のパン生地コース、ピザ生地コース、もち、こね(うどん)コースを搭載している。
作れるパンの斤数は1斤で、もちの容量は3合。定格消費電力は380Wだ。