阪神電気鉄道と阪急電鉄、能勢電鉄は11日、大みそかの終夜運転と年末年始のダイヤについて発表した。3社とも毎年、大みそかの深夜から元旦にかけて終夜運転を行っており、この年末年始も引き続き実施されることに。
阪急電鉄は神戸線・宝塚線・京都線の各線で、約30分間隔で列車を運行する。神戸線の列車本数は98本(三宮~新開地間で運転される2本を含む)、宝塚線は51本でともに普通列車。京都線は列車本数83本のうち20本が快速、1本が準急となる。快速の停車駅は梅田駅、十三駅、南方駅、淡路駅、上新庄駅、南茨木駅、茨木市駅、高槻市駅、長岡天神駅、桂駅、西院駅、大宮駅、烏丸駅、河原町駅。
年末年始のダイヤに関して、神戸線・宝塚線・京都線とも12月29日より土曜・休日ダイヤに。宝塚線では1月1~3日に正月ダイヤが設定され、昼間の宝塚本線で急行と普通がそれぞれ10分間隔で運転される。各線とも平日ダイヤに戻るのは1月4日から。
能勢電鉄の鉄道線は12月29日より休日ダイヤとなり、大みそかの深夜は約25分間隔で普通列車(計54本)を運転。川西能勢口~妙見口間の列車は山下駅で山下~日生中央間の折り返し列車に接続し、川西能勢口駅での阪急宝塚線の電車にも接続する。冬期運休中の妙見ケーブルと妙見リフトも、大みそかの深夜23時より臨時運行を行う。
阪神電車も12月29日より1月3日まで土休日ダイヤで運転。大みそかの深夜は梅田~高速神戸間(本線と神戸高速線の一部)と尼崎~近鉄奈良間(阪神なんば線と近鉄奈良線)にて、それぞれ15~30分間隔で普通列車を運転する。