写真はウィリアム王子(左)とキャサリン妃 (C)BANG Media International

第1子を妊娠した英キャサリン妃は、現在、十分な水分補給のために医師団の厳しい観察下に置かれているという。

12月6日に、重度のつわりである妊娠悪阻で4日間の治療を受け、ロンドン市内のキング・エドワード7世病院から退院したばかりのキャサリン妃は、今後も吐き気を抑えるために適度な水分補給をすることが必要だと言われている。

さらに、ロンドン・ウィメンズ・クリニックのピーター・ボーウェン・シンプキンズ院長が、英イブニング・スタンダード紙に語ったところによれば、キャサリン妃は腹部の膨満を避けるため、錠剤と共に食事も少量のドライ・フード類の摂取のみに制限されているらしい。退院したキャサリン妃は、皇室専門医のマーカス・セッチェル医師とアラン・ファーシング医師の下、ケンジントン宮殿で今後も静養を続けていく。ただ、シンプキンズ医師によれば、妊娠悪阻による体調の悪化は今後数週間以上は続くことから、キャサリン妃が点滴を受けるために再度入院する可能性は十分にあるという。

なお、先日には、オーストラリアのラジオ局のDJによる偽の電話を受けた同病院の看護師が、精神的苦痛を受けて自殺するという事件も発生。このDJは、エリザベス女王とチャールズ皇太子を装って病院に電話し、キャサリン妃の体調を聞き出すことに成功したが、録音した音声が放送された後の7日、電話を入院病棟に取り次いだ看護師が遺体で発見されている。問題の電話をかけた2人のDJは涙ながらに謝罪。遺族支援のため約4,300万円を贈ったと言われている。

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