東芝ライテックは12月10日、LEDユニットフラット形「1700シリーズ」と、専用器具3製品「LEDG85030」「LEDG85031」「LEDG85903」を発表した。1700シリーズとLEDG85030は12月25日発売で、その他は2013年1月15日発売予定。

希望小売価格は、1700シリーズの昼白色(LDF21N-GX53)、電球色(LDF21L-GX53)ともに12,600円で、専用器具のLEDG85030が6,300円、LEDG85031が7,350円、LEDG85903が9,765円となっている。なお、1700シリーズと専用器具は電材ルート向けの製品で、一般の家電量販店などでは販売されない。

30形サークラインとほぼ同じサイズ、明るさのLEDユニットフラット形1700シリーズ

LEDユニットフラット形は、LEDランプと電源を1つのパッケージに組み込んで、交換可能にしたもの。口金はGX53。LED電球と異なり、電球の形を模しておらず、スリムなデザインを実現した。現在はφ90mmタイプが販売されており、ダウンライトなどの専用器具とセットで使われている。

玄関灯やマンションの共有スペースなどには、30形サークライン(消費電力32W)1灯を使用した小形のシーリングライトやブラケットがよく使用されている。1700シリーズは、サイズがφ205×H30mmで、全光束が昼白色で1,700lm(ルーメン)、電球色で1,530lmと、30形のサークラインとほぼ同等の大きさと明るさを実現したLEDユニットだ。消費電力は21.3W。定格寿命は、同社の蛍光ランプの約6倍となる40,000時間で、メンテナンスの手間を大幅に減らすことができる。

1700シリーズ専用器具。左から「LEDG85030」「LEDG85031」(以上屋内用)「LEDG85903」

専用器具の第1弾は、小形シーリングライト器具。LEDG85030とLEDG85031は屋内用で、LEDG85903は屋外用だ。なお、専用器具は屋内配線に直接接続するタイプで、設置には工事が必要となる。