ユニスターは10日、台湾の新興NASベンダ「Asustor」の製品を取り扱い開始を発表した。第1弾として、NAS製品A6シリーズ4モデルを発売する。発売日は12月14日を予定。店頭想定価格は2.5/3.5インチベイを2基搭載した「AS-602T」が60,000円前後。4基搭載した「AS-604T」が80,000円前後。6基搭載した「AS-606T」が100,000円前後。8基搭載した「AS-608T」が120,000円前後。
Asustorは、Asustek computerの子会社として2011年に設立。NAS製品とネットワークビデオレコーダの開発を行う。今回ユニスターから販売をするA6シリーズは、CPUにデュアルコアのIntel Atom(2.13GHz)プロセッサと、メモリは1GB SO-DIMM DDR3を搭載する。メモリは3GBまで拡張可能。
また、A6シリーズの製品すべてに同社の独自OS「ADM(ASUSTOR Data Master)」をインストール。WebアプリケーションベースのGUIで、アプリケーションをページ単位で整理できる。アプリは同社が運営する「App Central」を通じてダウンロード可能で、マルチメディアサーバ用アプリケーションやセキュリティソフトウェアなどがダウンロードできる。
インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応の有線LANポート×2、USB 3.0×2、USB 2.0×4、eSATA×2。これらのインタフェースを利用して外付けHDDを増設することができるほか、HDMIを1基搭載し、HDMIケーブルでディスプレイやテレビに接続して、動画などを視聴することができる。
搭載するドライブベイ別に4モデルを用意。2.5/3.5インチベイを2基搭載した「AS-602T」はRAID 0/1に対応。そのほかのモデルはRAID 0/1/5/6/10に対応する。対応OSはWindows XP/Vista/7/8、Windows Server 2003/2008/2012。
本体サイズと重量は「AS-602T」が約W108×D230×H163.5mm/約2.1kg。「AS-604T」が約W170×D230×H185.5mm/約3.5kg。「AS-606T」が約W233×D230×H185.5mm/約4.3kg。「AS-608T」が約W293×D230×H215.5mm/約6.2kg。