彼がポップ・ミュージックシーンをつまらないというのは今に始まったことではないが、最近は諦めにも近いような発言が多く見られる。写真はノエル・ギャラガー (C)BANG Media International |
元オアシスで、現在はノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズを率いて活動しているノエル・ギャラガーが、現代のポップ・ミュージックを「おもしろくない」と一蹴している。
ノエルは現在の音楽スターたちにはロックンロール精神が欠けており、自身が所属していたバンド、オアシスが全盛期90年代に行ってきたようなパフォーマンス要素がないとデイリー・スター紙に語った。
「90年代チャートのトップ20なんかを振り返ると、ほとんどがバンドグループじゃないか。でも今じゃ全てが嘘で塗り固められたようなポップ・ミュージックさ。奴らはキャリアについて考えた方がいいな。だから誰も汚い言葉を使った歌詞を使わないし、喫煙さえ許されないんだ。自分が自分らしくいれば、誰も手出しできないもんなんだよ。つまり俺たちは何も隠したことはないんだよ。もし誰かにしょうもない質問でもされたらこっちも馬鹿な答えを返すだけさ」
また、御年72歳のクリフ・リチャードも豪ウーマンズ・デイ誌にワン・ダイレクションについて尋ねられた時には「周りからワン・ダイレクションのようなグループについて聞かれたら、僕は『今は彼らのことは知らないな。でももし彼らが5年後もこの世界に生き残っていたらその時もう一度尋ねてみてよ』って答えるのさ」と軽く流していた。
なお、ノエルは先日、自身のブログで、新しいインスピレーションを掴むか妻のサラ・マクドナルドに急かされるまで音楽活動には戻らないと宣言している。
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