前回は男性向けに、男性から言われたら女性がキレる言葉3つを「いや、そうじゃなくて」「若く見えますね」「面倒くさい」と紹介しました。今回は、男性が女性からいわれたらイラッとしてしまう地雷フレーズを3つお伝えします。つい言ってしまいがちな言葉ばかりなので、インプットしておいてくださいね。
「今のメール、誰から? 」
たま~に聞く程度なら嫌がられませんが、事あるごとに質問してしまうと、男性は行動や交友範囲を監視されているような気分になり、果ては束縛されている感覚を持ってしまいます。年代を問わず女性より男性のほうが束縛を嫌う傾向が強いため、言いたくなったらぐっとガマン。彼を疑っている時こそ言ってしまいやすい言葉なので、もしこう聞きたくなったら、質問するよりメールが来た時の対応を観察するほうが賢明です。アナタに隠れてメールをチェックしたり返信しているようなら怪しいと心得ておけば、無駄に質問して雰囲気を悪くせずに済みます。
【類語】「昨日、何してたの? 」
会えない休日や連絡がつかなかった夜のことをこう聞かれると、後ろめたくなくてもドキッとしてしまう男性多数。突然こう聞かれることに疲れ、「油断ならないオンナ」というレッテルを貼られてしまいやすいフレーズです。自分が何をしていたのかを話してから、「で、○○くんは? 」と聞けば、唐突な質問にはならないので試してみては。
「私、イケメンはタイプじゃないんだよね」
相手を優しく見つめながら言うと、暗に「アナタはイケメンではありません」と相手のルックスを全否定してしまうフレーズ。見目麗しい顔ではないと自覚していても、できれば褒めてほしいのはオトコもオンナも同じ。合コンでも男性ウケはよくないので、言わないほうが無難です。好みのタイプを聞かれたらルックスには言及せず、あくまでも内面を伝えるに留めましょう。ブサイクな芸人を挙げると「コイツ、いい子ぶって狙ってるな」と勘違いされるので、こちらも合わせて注意が必要です。
「それ知ってる(聞いたことある)」
男性は相手より優位に立ち、自分の知識を誰かに教えたいという習性を持っています。その知識を彼が言おうとしている時にこう言ってしまうのは、彼の鼻をへし折るのと同じ行為。「話を聞いてくれない女性」というレッテルを貼られてしまうため、例え他の人から聞いたことがある情報だとしても、「うん、うん、それで? 」と先を促すよう話を聞くのが大人のオンナの処世術と言えるでしょう。
もしこれらの言葉を言ってしまいそうになったら、頭の中で言い換えフレーズを考えてから違う言葉で伝えるよう徹底しましょう。言い換えるとワンテンポ遅れることになりますが、その遅れが男性には「おっとりした女性」とうつるため、逆に好印象を与えるきっかけになるかもしれませんよ。
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1200人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。多種多様な依頼をこなすうちに人物取材を得意とするようになり、男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。心理カウンセラーとしても活動中。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。