ホンダはこのほど、新型軽乗用車「N-ONE」の受注状況について発表した。12月5日現在で約2万5,000台と、目標である月間販売台数1万台の2.5倍に達している。
Nシリーズの第3弾となる「N-ONE」が、発売前の予想を上回る好調な販売を記録しており、その状況についてホンダが正式に発表した。ユーザーが「N-ONE」を選んだ理由として、「軽乗用車のジャンルを超える上質なエクステリアとインテリアデザイン」「1.3Lクラス並みの走りとクラストップレベルの優れた燃費性能の両立」「軽自動車として初となるESS(エマージェンシーストップシグナル)の採用など高い安全性能」「個性をより際立たせるカラーバリエーション」を挙げている。
タイプ別の構成比では、「N-ONE」が53%、上級グレードの「N-ONE Premium」が47%と拮抗している。オプションではナビ装着用スペシャルパッケージを35%の人が選択。充実装備のLパッケージはじつに70%もの人が選択している。
購入層は、「50代以上の子離れ層や20代の独身層を中心とした幅広い年代」となっており、年令に関係なく人気を集めているようだ。カラーについては、「N-ONE」はホワイトが31%と圧倒的な人気。一方、「N-ONE Premium」では2トーン、ホワイト、ディープロッソ(赤)が12~18%で拮抗している。