ラトックシステムは6日、モバイルバッテリ機能とWi-Fi機能を搭載したSDカードリーダー「REX-WIFISD1」を発表した。12月下旬より発売し、価格はオープン。
スマートフォンやタブレットなどと、IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)対応無線LANでWi-Fi接続できるSDカードリーダー。専用アプリ「WiDrawer」を使うことで、データのリード/ライトやサムネイル表示などが可能。SD/SDHC/SDXC対応カードスロットを搭載し、最大128GBメディアの動作を確認済み。最大5台までの機器でアクセスが可能で、電波範囲は50m、無線LANセキュリティはWPA2/WPA。
本体には容量3,000mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵。最大9時間の使用が可能で、スマートフォンなどの充電用モバイルバッテリとしても利用できる。USBポート×1基を備え、本体の充電用に使用するほか、USBフラッシュメモリを接続してWi-Fi接続したデバイスでアクセスすることも可能。
また、PCとUSBで接続することで、有線タイプのカードリーダーとしても使える。この場合、本体の電源がオフになるため、Wi-Fi接続とUSBフラッシュメモリは使用できない。
対応ファイル形式は、iOSの場合でオーディオがmp3/aac/m4a/wav/aiff、ビデオがmp4/mov/m4a、写真がjpg/tif/gif/bmp/png、ドキュメントがtext/excel/word/powerpoint/pdf/keynote/numbers/pages。Androidの場合は、オーディオがmp3、ビデオがmp4、写真がjpg/png、ドキュメントがtext/excel/word/powerpoint/pdf。対応フォーマットはFAT/exFAT/NTFS。
インターネットブリッジ機能により、インターネット接続時もWi-Fi接続を切り替えることなく利用可能(本機が直接インターネットにつながるわけではない)。本体サイズはW79×D118×H14mm、重量は約120g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.5.8、iOS 4.0以降、Android 2.2以降。