リコーは6日、オフィス向けのA3ジェルジェットプリンタ「IPSiO SG 7100」シリーズを発表。1年間無償保証の通常モデルと、さらに2年間保守が付く安心3年モデルを用意。12月13日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は通常モデルが58,000円前後、安心3年モデルが78,000円前後。
ジェルジェットプリンタは、リコー独自のプリンタラインナップ。速乾性のGELJETビスカスインク、高速印刷に有利なワイドヘッド、オフィス向けレーザープリンタと同等の用紙搬送システムなどを採用している。
新モデルは「IPSiO GX e7700」シリーズの後継。従来機と比較して、体積比で約40%の削減、動作時の平均消費電力で26%低減を実現した。オフィスや小規模店舗など、限られたスペースへの設置、省エネ/省コストに貢献するとしている。
インクはシアン/マゼンタ/イエロー/ブラックの独立4色で、各色192ノズル、最大解像度は3,600相当×1,200dpi、および1,200×1,200dpi。ファーストプリントはモノクロ/カラーとも2.5秒以下、連続プリントはモノクロ/カラーとも29枚/分(オプションの自動両面印刷時は20ページ/分)。
給紙は容量250枚の標準トレイに加えて、容量100枚のマルチ手差しフィーダー、容量250枚の増設トレイをオプションとして用意。最大で600枚の給紙が可能。印刷機能としては、ステープル/糊を使わずに小冊子を作れる「しおり印刷」、用紙の表に1面と裏に4面を集約する「リーフレット折り印刷」といった、印刷用紙を節約する機能を備える。
インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、およびUSB 2.0。本体サイズは、標準時がW529×D360×H213mm、最大時(オプション装着、トレイ伸張)がW529×D835×H601mm(A3用紙セット時、W529×D525×H601mm)。重量は本体が12.9kg以下、最大(マルチ手差しフィーダー、増設トレイ装着)で23.8kg以下。対応OSはWindows XP / Vista / 7、Windows Server 2003 / 2008 / 2012、Mac OS X 10.5以降。
また、iOS用/Android用の無償アプリ「Smart Device Print」(NEUSOFT Japan製)に対応しており、スマートフォンやタブレットといったデバイスからも印刷可能。