仏事総合サービスを提供しているメモリアルアートの大野屋は、同社のテレホンセンターに寄せられる問い合わせをまとめ、「喪中の年始の過ごし方について」のニュースレターを発行した。
同社によると、「『喪中はがき』を出さなかった相手から年賀状が届いた」という場合は、年賀状をもらったお礼と、喪中であったために年賀状が出せなかったことを、松の内(1月7日)が過ぎた頃に、寒中見舞いで知らせるという。
また、「神社への参拝や、結婚式などの慶事への参加」は、亡くなった人との続柄でことなるが、少なくとも四十九日忌までは遠慮するのが通常であるとのこと。
さらに、「『お年玉』はあげていいの?」という問い合わせについては、本来は控えることだが、子どもの楽しみの一つなので、「お年玉」とせずに「書籍代」や「おもちゃ代」と表書きして渡すことを紹介。通常のお正月とは違うことを理解してもらうことが大切としている。
なお、そのほかにも「注文していた『おせち』は食べてもいいの?」や、「仕事上の年始行事には参加できるの?」などの疑問を解説。詳細は、同社サイトで見ることができる。