メルセデス・ベンツ日本はこのほど、スーパースポーツカー「SLS AMG」のエンジン、サスペンションなどをチューンアップした高性能バージョン「SLS AMG GT」を追加発売した。クーペとロードスターがあり、納車は2013年3月頃の予定。
「SLS AMG」はメルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデルを手がけるメルセデス AMG社が、AMG専用モデルとして開発したスポーツカー。今回発売された「SLS AMG GT」は、このモデルをさらにチューンアップして性能を高めたモデルだ。
搭載される6.3リットルV型8気筒エンジンは専用チューニングにより、ノーマルモデルより20PSハイパワーな591PSを発揮。DCTタイプのトランスミッションも専用制御により変速時間を短縮している。サスペンションは2モード切替式の電子制御サスペンション「AMG RIDE CONTROL パフォーマンスサスペンション」を標準装備。スポーツ走行に重点を置いたセッティングになっている。
エクステリアには随所にハイグロスブラックのパーツをあしらい、専用アルミホイールを装着。インテリアも随所にレッドステッチをあしらったGT専用内装となっている。また、ダイヤモンドステッチ仕上げなどインテリアの高級感を大幅に高める「designoエクスクルーシブスタイル レザー」が60万円でGT専用オプションとして設定されている。
価格は「SLS AMG GT」が2,650万円、「SLS AMG GT ロードスター」が2,750万円。