フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、第2回「Think Blue. World Championship」をカリフォルニア州サンフランシスコからロサンゼルスの全長約650kmのコースで実施したことを発表した。
この大会は、アメリカで発売されたばかりの「ジェッタ ハイブリット」を競技車両に、世界各国から集まった代表選手がエコドライブの技術を競い合うもの。コースはサンフランシスコからロサンゼルスのサンタモニカまでの風光明媚なコースで、カーブの多いパシフィックコーストハイウエイやフリーウエイなど変化に富んでいる。
優勝したのはドイツのフランク ザウフト氏で、記録は49.9mpg(21.2km/リットル)。同氏はロサンゼルスモーターショーで正式に表彰された。日本代表として参戦した澤野浩康氏は「ジェッタ ハイブリッド」のカタログ燃費である45mpg(19.1km/リットル)を上回る46.4mpg(19.7km/リットル)という記録を出したものの、12位に終わった。
今回の大会では、参加者は「Think Blue. Factory」にちなみ、工場での再生可能エネルギーの最も経済的でエコロジカルな活用方法を考えるゲームなどにも取り組んだ。フォルクスワーゲンは、「Think Blue. Factory」による活動の下、2018年までに工場からの温暖化ガスの排出量を25%削減する目標を掲げている。