フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、同社のプレミアムSUV「トゥアレグ ハイブリッド」に追突回避・軽減ブレーキシステムを標準装備すると発表した。同車と「トゥアレグ V6 ブルーモーション テクノロジー」にドライバー疲労検知システムも標準装備する。

「トゥアレグ ハイブリッド」

今回新たに採用する追突回避・軽減ブレーキシステムは、「フロント・アシスト・プラス」とネーミングされており、これまでにも搭載されたフロント・アシストの機能を大幅に強化したもの。フロント・アシストが前走車との衝突の危険の警告だったのに対し、自動的にブレーキをかける機能がプラスされている。自動ブレーキは全速度域で動作するので、高速道路で前走車が急ブレーキをかけたような場合でも自動的にブレーキをかけ、追突を回避できる。

また、ドライバーのハンドル操作などを監視して、疲労や眠気による急ハンドルなど、通常の運転状況と異なる動きを検知した場合に警告を発するドライバー疲労検知システム「FatigueDetectionSystem」も標準装備。このシステムは「トゥアレグ V6 ブルーモーション テクノロジー」にも標準装備される。

「トゥアレグ ハイブリッド」の価格はこれらの追加装備にもかかわらず据え置きの623万円。「トゥアレグ V6 ブルーモーション テクノロジー」も据え置きの898万円となる。