ビー・エム・ダブリューはこのほど、2012年1月にフルモデルチェンジした3シリーズが、日本の2つのカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことを発表した。
3シリーズは2012年1月にフルモデルチェンジを行い、1975年の登場以来、数えて6世代目となるモデルとして発売された。日本の道路事情に適応したボディサイズによる取り回しの良さなど、BMWの魅力が凝縮されたモデルで、歴代の3シリーズはいずれも日本でとくに人気が高い。現行の3シリーズは新世代エンジンの搭載などにより、従来からの魅力に磨きをかけ、スポーツセダンとして大きく進化している。
日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、「優れた環境性能と高い走行性能を高次元でバランスさせ、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッドの3種類の最新パワートレインを用意、フルタイム4WDも新たに導入したことで運転していて愉しいクルマに仕上がっている」として、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催するRJCカーオブザイヤーにおいては、「時代に沿った進化を遂げた。ガソリンエンジンでは過給器を用いたことでダウンサイジングを可能にし、ディーゼルエンジンとハイブリッドという最新のパワートレインをラインアップ。パフォーマンスを損うことなく環境性能を高めた」として、RJCカーオブザイヤー・インポートを受賞するに至った。