ポルシェ ジャパンはこのほど、同社の4ドアスポーツモデル「パナメーラGTS」が、「Auto Bild Sportscars」誌の読者投票で、「シリーズセダン」カテゴリーの「『Auto Bild Sportscar』 of the Year 2012」に選出されたと発表した。
パナメーラはポルシェが満を持して開発した4ドアモデル。2009年に登場し、大柄なボディながらポルシェらしいスポーティな走りができることで好評を博している。今回受賞した「パナメーラ GTS」は、「グランツーリスモスポーツ」の頭文字である「GTS」を冠したグレード。「GTS」は1963年に登場した「904カレラGTS」以来、類まれなパフォーマンスを持つモデルに対して与えられてきた称号だ。
「パナメーラ GTS」は最高出力430PSの4.8リットルV型8気筒エンジンが搭載され、NAモデルとしては最高のパフォーマンスを発揮する。また、スポーツエグゾーストシステムが採用されており、迫力あるサウンドを楽しめる。
「Auto Bild Sportscar」はドイツの自動車専門誌で、読者投票によるイヤーカーの選出は今回が11回目となる。今年は約7万2,500人の読者が投票に参加し、大多数の人々が「シリーズセダン」カテゴリーで「パナメーラ GTS」に投票した。パナメーラシリーズの販売プロジェクトを指揮するシュテファン・ウッチュ博士が、「Auto Bild Sportscars」の編集長であるベン・アーノルド氏から表彰を受けた。