"Jelly Bean"ことAndroid 4.1/4.2のシェアが6.7%に達したという。まだごく一部のハイエンド端末や最新端末にしか提供されていないJelly Beanだが、昨今のNexus 7等の安価な端末が一気に普及したことで一定の勢力を確保しつつあるとみられる。同件はGoogleの最新のGoogle Play Storeアクセス報告に記載されている。
これはGoogle Play Storeへの過去14日間のアクセス履歴を基にバージョンごとにシェアを集計したもの。実際のアクティブユーザーの活動状況とそのプラットフォーム分布を把握するうえで重要となる。最大勢力は依然として5割超を誇るGingerbreadだが、それにIce Cream Sandwichの27.5%、Froyoの10.3%、Jelly Beanの6.7%と続く。12月3日次点の集計結果は下記の通り。
バージョン | コード名 | API Level | シェア |
---|---|---|---|
1.5 | Cupcake | 3 | 0.1% |
1.6 | Donut | 4 | 0.3% |
2.1 | Eclair | 7 | 2.7% |
2.2 | Froyo | 8 | 10.3% |
2.3 - 2.3.2 | Gingerbread | 9 | 0.2% |
2.3.3 - 2.3.7 | 10 | 50.6% | |
3.1 | Honeycomb | 12 | 0.4% |
3.2 | 13 | 1.2% | |
4.0.3 - 4.0.4 | Ice Cream Sandwich | 15 | 27.5% |
4.1 | Jelly Bean | 16 | 5.9% |
4.2 | 17 | 0.8% |
また緩やかにAndroid 2.x系プラットフォームから4.x系プラットフォームへの移行が進んでおり、あと1~2ヶ月中にはFroyoとJelly Beanのシェアが逆転するとみられる。