NTTドコモとパイオニアは4日、ドコモの音声エージェント機能「しゃべってコンシェル」の技術を応用した自動車向け音声意図解釈技術を共同で開発したと発表した。「しゃべってコンシェル」と同技術を活用して、話し言葉でルート設定や目的地検索などが行えるようになる。同技術を活用したサービスとして、ドコモは12月5日より、ドコモスマートフォン/タブレットで利用できる「ドコモ ドライブネット」で、目的地検索やカーナビの操作等を音声で指示できる新機能を追加する。

利用イメージ

両社が開発した技術は、「しゃべってコンシェル」の音声認識技術・意図解釈技術と、パイオニアの自動車向けコンテンツ配信技術、運転環境における操作・機能の利用動向データを組み合わせ、自動車向けに独自に最適化された音声意図解釈技術。同技術を用いることで、「ペットと入れるレストラン、ない?」「車どこに停めたらいい?」等の話し言葉での音声操作が可能となる。

自動車向け音声意図解釈技術の利用イメージ

両社は今後、ドコモスマートフォンとドコモタブレットで利用できる新たな自動車向けサービスや、パイオニアが開発する車載器向けに、音声意図解釈技術と関連コンテンツ等の開発を共同で行っていく。

(記事提供: AndroWire編集部)