ポラロイドのデジタルイメージング関連製品の日本総代理店であるテックウインドは12月6日より、プリンタ内蔵のデジタルカメラ「Z2300」を発売する。価格はオープンで、推定市場価格は19,800円となっている。
2×3インチ(約5×7.6cm)の専用フォトペーパーに撮影画像を印刷可能なプリンタを内蔵するデジタルカメラ。インスタントカメラと同じ感覚で、撮ったその場で印刷できる。1枚の印刷に必要な時間は約1分。ZINK Imaging製のインクを使用しない印刷技術「ZINK Zero Ink」が用いられた専用のフォトペーパーを使用することで、インク交換も不要となっている。なお、別売のZINKフォトペーパーは、30枚パックで推定市場価格が1,680円。
主な仕様は、撮像素子が有効約500万画素(FW補間で1,000万画素相当)の1/3.2型CMOSセンサーで、レンズが33mm(35mmフィルム換算時)の単焦点、開放F値がF2.8、対応感度がISO100~400となっている。光学ズームは行えないが、最大6倍のデジタルズームに対応する。
背面モニターは3型の液晶方式で、記録メディアはSD/SDHCメモリーカードのほか32MBの内蔵メモリも利用可能(画像保存領域15MB)。記録形式は静止画がJPEG、動画がAVI(MotionJPEG)、動画の記録画素数は最大1,280×720ドット。
バッテリーは専用のリチウムイオン充電池を使用し、フル充電の状態で25枚までのプリントが可能。写真の撮影可能枚数は約300枚だ。
サイズはW118×D34.6×H76mm、重量は約264g(バッテリー含む)となっている。