キングジムは4日、USB接続型の無線LAN搭載ストレージ「パケッタ」を発表した。発売日は19日。家電量販店で販売し、価格は8GB容量の「WS10-8G」(ホワイト)が9,870円、16GB容量の「WS10-16G」(ブラック)が14,700円。

「パケッタ」本体にIEEE802.11 b/g/n対応無線LAN機能を搭載。PCやiOSデバイスに専用ソフトをあらかじめインストールすることで、本体をアクセスポイントとして、ドラッグ&ドロップ操作で周囲のユーザーとストレージ内のデータを共有できる。

8GB容量のWS10-8G

16GB容量のWS10-16G

対応OSはWindows XP / Windows Vista / Windows 7のほか、iOS向けアプリも提供する。Windows 8およびMac OS Xは2013年3月以降対応予定。また、Android OSは、iOSアプリの反応により今後検討するという。

「パケッタ」を所持するユーザーは、PC端末で本体のSSIDやパスワードを設定できる「マイネット」で本体と接続。所持していないユーザーは、専用ソフトから接続する相手の「マイネット」を選択し、ドラッグ&ドロップ操作で本体のデータにアクセスできる。同社では「ネットワークの専門知識がなくとも手軽にデータが共有できる」とする。

本体サイズは約W75×D52×H20mm、重量は約40g(USBケーブル除く)。最大同時接続台数は32台まで。電源はUSBバスパワーで、消費電力は約3W。通信距離は最大20~30m。通信速度は理論値で最大150Mbps。セキュリティはWPA2に対応する。

「パケッタ」使用イメージ