ご存じモンスターハンターシリーズの『モンスターハンター3(トライ)G(以下『MH3(トライ)G』)』は2011年12月に発売され、今年の11月1日には本作を収録したニンテンドー3DS LL本体や廉価版の『~Best Price!』が発売されました。さらには、12月にはWii U版『~HD Ver.』も発売されることも関係してか、最近新たなハンターが増えつつあります。
『MH3(トライ)G』は自由度が高いゲームなので、遊び方は人それぞれ。でも、「G級まで進めている人は、何割くらい?」「自分は双剣を使っているけど、人気の武器って何だろう?」など、みんなのプレイスタイルも気になってしまいます。それもまた、ハンターの性なのかもしれません。
『MH3(トライ)G』には、3DSのすれちがい通信やローカル通信でお互いのギルドカードを交換できるという機能があります。ギルドカードとは狩猟記録、ハンターのプロフィール情報などが記録されたもの。ギルドカードの機能を使えば、ハンターたちのプレイスタイルが調査できるのでは? そう考えた私は3DSとメモ帳を手に、秋葉原へと向かいました。調査地を秋葉原にした理由は、私が買い物したかっ…いや、ゲーム好きな人にたくさん出会えそうだからです。
特に、ヨドバシAkiba前は全国から多くのゲームファンが3DSでのすれ違いを求めて集まります。例えば、天気のいい日には『MH3(トライ)G』だけでも30分で50人のカードがゲットできるほど。というわけで、今回は、ヨドバシAkiba前で粘って約2時間、お昼ご飯を求めて途中アキバをさまようこと約1時間。そうして集めたハンター200人分のデータを分析します!
■調査データ
調査日 :11月18日(日)14時~17時
場所 :秋葉原(ヨドバシAkiba~JR秋葉原駅・電気街口付近)
調査数 :約220人(うち、200人分のデータを集計)
※セカンドキャラなどを除外するための措置
ハンターランク/45%が上限解放。G級全体なら61%もの人口比
まずは、ハンターランク(HR)調査から。一番多かったのは、「上限解放ハンター(※1)」(45%)でした。HR6以上という括りで考えれば、61%もの人が「G級ハンター」になっていました。一方で、HR0…つまり、まだ港クエストをプレイしていない人が6%。下位ハンターが20%(前回は22%)。つまり、4人に1人以上は序盤をプレイしている「下位ハンター」なので、これから廉価版やWii U版『~HD Ver.』を買って始めても、一緒に遊ぶ仲間は結構いるのです。
※1
HR(ハンターランク)は、同作でタンジアの港のクエストをクリアしていくごとに上昇していく数値。ある条件を満たすまではHR7が上限ですが、それを満たすとHR8以上になり、高難易度のクエストにも挑戦できるようになっていきます。そのため、HR8以上=一人前のハンターの証と言うことができるかもしれません。
友好度/協力プレイ(ほぼ)未経験者が、秋葉原ですら41%
「友好度」が0という状態は、誰とも協力プレイをしたことがなく、ソロプレイだけで遊んでいることを指しますが、その割合が41%。友好度が1桁の人も計算に加えるなら、ほぼ半数が協力プレイを未経験、もしくはほとんど遊んだことがないという結果になります。
プレイ時間/200時間未満が過半数
一番多かったのは、11~50時間未満の27%。ここに10時間未満のハンターを加えると、プレイ50時間未満が41%。200時間以下という括りで見れば65%が含まれますが、「少しだけやっている人から、もりもり遊んでいる人まで、さまざまなハンターがいる」ということなのでしょう。
次のページでは、各武器ごとの使用率を公開します!……続きを読む