ディラックは3日、台湾BitFenix製PCケースの新製品として、拡張性に優れたMini-ITXケース「PRODIGY」の⽇本限定仕様である「PRODIGY J-Limited」を発表した。従来モデルよりも大型の冷却ファンを搭載するなど冷却性能を高めた。ホワイトモデルとブラックモデルの2色を用意。12月6日より販売を開始。価格はオープン。店頭予想価格は12,800円前後。

ブラックモデル

ホワイトカラーモデル

「PRODIGY」は、すでにワールドワイドでレッドモデルとオレンジモデルを販売しているが、「PRODIGY J-Limited」は日本国内限定モデルとして、ホワイトカラーモデルは、フロントパネルを従来のソリッドパネル仕様からメッシュパネル仕様へと変更されたほか、ホワイトカラーモデル・ブラックモデルともに前面のファンを従来モデルの120mmから230mmに、背面ファンを120mmから140mmにサイズアップしている。

どちらのモデルも前面と背面のファンを大型化している

またフロントパネルのファンはLEDファン仕様で、LEDファンのカラーはフロントパネルの縁のカラーリングに合わせて、ブラックモデルは「RED LED」仕様、ホワイトモデルは「BLUE LED」仕様となっている。

対応マザーボード規格はMini-ITX。電源ユニットは非搭載で、対応電源はATX。ベイ数は5インチスリム×1、3.5インチシャドウ×5、2.5インチシャドウ×9(5基は3.5インチベイと排他仕様)、拡張スロットは2基対応。冷却ファンはトップにフロントに230mm×1、リアに140mm×1、オプションでトップに120mm×2を追加することも可能。本体サイズ/重量はW250×D359×H404mm。フロントI/OはUSB 3.0×2、オーディオ入出力。