NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、イー・アクセスは3日、モバイルブロードバンドのさらなる高速化と、トラフィックの急激な需要増加への対応を目的に「一般社団法人700MHz利用推進協会」を設立したと発表した。
4者は700MHz帯を使用する特定基地局の開設計画を総務省に申請し、2012年6月28日に総務大臣より認定を受けた。これに伴い、同周波数帯を利用したモバイルブロードバンド網の早期構築を目指している。
一般社団法人700MHz利用推進協会は、同周波数を利用中のFPUおよび特定ラジオマイクについて、新たに割り当てられた周波数帯への移行を行うため、適切な移行措置の推進を目的に設立された。
主な事業内容は「700MHz帯周波数を使用するFPUの新周波数帯への移行措置」「700MHz帯周波数を使用する特定ラジオマイクの新周波数帯への移行措置」「認定開設者が700MHz帯を使用する特定基地局を運用することにより発生する恐れのある、地上デジタルテレビ放送の受信障害の防止、発生した場合の解消措置」となる。
(記事提供: AndroWire編集部)