嵐の松本潤、女優の上野樹里が、2013年10月公開の映画『陽だまりの彼女』に出演することが3日、明らかになった。
原作は越谷オサムの同名小説。松本潤が演じる主人公・浩介は、中学時代の幼なじみの真緒(上野樹里)と10年ぶりに偶然再会する。かつて"学年有数のバカ"と呼ばれて冴えないイジメられっ子だった真緒は、当時とは見違えるほど大人になり、魅力的な女性に変身していた。幼い頃の純粋な思いを取り戻した2人は、恋に落ち、やがて結婚を決心する。しかし、真緒は誰にも知られてはいけない"ありえない秘密"を抱えていた。
『花より男子ファイナル』(2008年)以来、5年ぶりの映画出演となる松本潤は、原作と脚本を読んだ直後に出演を即決し、「二人の恋愛描写だけでなく、世界観やストーリーの面白さに感動しました」と劇中と同様、作品との運命的な出会いを喜んでいた。また、上野樹里との初共演を「優しくて温かいファンタジーを上野さんと一緒にお届けできたらと思っております」と語り、「1日も早く撮影に入れることを、楽しみにしております」と意気込んでいた。
一方、真緒を演じる上野樹里は、『のだめカンタービレ 最終楽章 前・後編』(2009年)以来、3年ぶりの映画出演。こちらも、「原作を読ませていただいたのですが、ピュアな二人の切ないラブストーリーに感動しました」と作品に惚れ込んだようで、「心温まる、読み終わった後に優しい気持ちになれるこの作品を皆さんに感じてもらえるように精一杯頑張ります」と決意を語った。初共演の松本の印象については、「俳優、歌手やバラエティの仕事など非常にマルチに活躍されている多才な方」とし、「共演させて頂くことを非常に楽しみにしています」と語った。