最新旅行トレンドの経験と実施意欲

オールアバウトが運営するマーケティング・チャネル「生活トレンド研究所」は、「最新の旅行トレンド」に関するアンケート調査を実施した。

同調査は11月12日・13日に、マクロミルの調査協力を得て実施。2年以内に国内・海外にそれぞれ1回以上旅行経験のある、20~60代の男女700人から有効回答を得た。

まず、最新の旅行トレンドに対し、“経験”と“実施意欲”を聞いてみたところ、「国内ひとり旅」を経験したことがある人は56.9%だった。海外ひとり旅は39.3%、島旅は28.8%が経験していた。“実施意欲”では、「国内ひとり旅」、「クルーズ」、「LCC(国内)」、「島旅」は、7割以上が「実施したい」と回答した。

年代別で見ると、特に“旅行離れ”といわれる20代も36.4%が「海外ひとり旅」を、56.4%が「国内ひとり旅」を経験していることが分かった。実施意向は20代はおしなべて高いようだ。

20代も36.4%が海外一人旅を経験している

2年以内の国内外に1回以上旅行している人に、普段使用しているSNSツールを聞いたところ、フェイスブック(44.0%)、ツイッター(30.7%)、ミクシィ(29.0%)という結果が出た。

さらにSNSの利用者にを使用している人に、旅行中におけるSNSへの投稿頻度を聞くと、「投稿が増える」と回答した人は「2人以上の旅(国内外)」よりも「ひとり旅(国内外)」の方が多かった。SNSは、ひとり旅の手持ちぶさた感を解消する役割を担っているようだ。

ひとり旅の最中はSNSの投稿は増える?

続いて、旅行に関する情報を調べる際に参考にするツールについて聞いたところ、「旅行パンフレット」、「ガイドブック」といった紙媒体が1位、2位となった。Webでは、3位に「交通・旅行関連企業のホームページ」がラインクイン。また、テレビ番組から影響を受ける人も多かった。年代別に見ると、60代は「新聞記事」や「新聞広告」が3割以上と高かった。

旅行に関する情報は旅行パンフやガイドブックで調べる人が多い