米Appleは現地29日、iTunesの最新版「iTunes 11」の提供を開始した。iTunes内のコンテンツの表示が一新され、iCloudとの連携を強化された。

iTunes 11初回ダウンロード時に表示される画面

iTunes 11では、ライブラリとiTunes Storeの表示を画面右上のボタンで切り替えるようになった。これにより、iTunes Storeおよびライブラリのコンテンツが画面いっぱいに表示されるようになった。

iTunes Storeでは、画面上部中央に配置された、ミュージック/映画/App Store/Podcast/オーディオブック/iTunes Uボタンを押すことで各コンテンツにアクセスできる。

画面右上のボタンでライブラリとの切り替えを行う

従来型は左端の項目でライブラリにアクセスできた

ライブラリでは画面左上にミュージック/ムービー/Appなどの切り替えが可能になっており、一例としてミュージックを取り上げると、曲/アルバム/アーティストなどの項目別に並び替えることが可能になっている。

画面左上の「ミュージック」ボタンを押すsとムービーやAppへの切り替えができる。画面上部の曲/アルバム/アーティストなどの項目で並び替え可能

ミュージックを選択してiTunesを縮小すると、ミニプレイヤーを表示。「次はこちら」ボタンをクリックすることで次に再生される曲が確認できる。表示された曲が好みのものではないときでも、ライブラリを開かずに自分のコレクションから別のものを選曲できる。

ミニプレイヤー

iCloud連携の強化では、アルバムや曲、映画をどのデバイスで購入しても、MacやWindowsPCのiTunesライブラリですぐに楽しめるようになった。また、ひとつのデバイスで再生していた映画やPodcastなどで一時停止しても、後から別のデバイスで続きを再生することができる。