時々作業が深夜に及ぶiPad iPhone Wireの編集部の周辺は、意外と夜が早く、お腹がすいたなーなんて場合でも食べに行くお店がなかったりする。そんな時は、ほとんど必ずデリバリー、ケータリングにお願いすることとなる。
また、編集部は11月下旬の時点では男所帯となっており、しかも巨漢、大食漢揃いときている。夜中は編集作業が仕事なのか食べるのが仕事なのか、よく分からなくなってる編集部員もいたりするのだ。
そんな食いしん坊編集部にある日、ドミノ・ピザ ジャパンさんからリリースが送られてきた。内容はオーダーメイドのピザを注文できるコンテンツ「It's My Wonderful Pizza!」のiPadアプリを提供開始、というものだった。「こんなの来たよー」と情報共有した時点で、目をきらーんと輝かせたのが数名。どれどれ、早速インストールして頼んでみようぜ、ということになり、アプリをダウンロード。ドミノピザのアカウントもバッチリ用意して、アイコンをタップした。
起動すると、「ハロー! ベイべー!!」を皮切りにやたらと「ベイべー」を連発する50年代のエルヴィス・プレスリー風(?)なキャラクター(名称不明)が登場。彼の歌唱に導かれ、スタート画面に遷移する。ここでは「作り方を見る」「オリジナルピザを作って注文」「みんなの作ったピザから注文」という3種のボタンが用意されている。「作り方を見る」ではアプリの操作法のムービーを見ることができる。「みんなの作ったピザから注文」では、投稿された他ユーザーのオリジナルピザを選んで、注文することができる。
食いしん坊の我々が選んだのはやはり「オリジナルピザを作って注文」ボタン。5,000円くらい頼んじゃう?頼んじゃう?とか言いながら、嬉々としてタップする。
オリジナルピザを作るのに、最初に選ぶのはサイズだ。25cmのMサイズか36cmのLサイズいずれかをチョイス。ここは当然、Lサイズだ。次はホールタイプかハーフ&ハーフタイプかを選び、生地を選択する。続いて、ソース、トッピングの順で乗せる具材をチョイスしていく。この間、バックでは音楽が流れており、選択した生地や具材によって、曲が変化する。優柔不断でなかなか選べない人に対しては「ヘイヘイヘイいつまで迷ってるんだ?はっきりしなよ、ベイビー」など、容赦ないツッコミが用意されている。
ピザ生地はレギュラー、ウルトラクリスピー、 カマンベールミルフィーユ、トリプルミルフィーユから、ソースは、トマトソース、ボロネーゼソース、ホワイトソース、バジルソース、ポモドーロソース、ソースなしから選択できる。ハーフ&ハーフを選択した場合は2種類のソースをチョイスできる。
トッピングは肉、野菜、その他のカテゴリーから全部で8種を乗せることができ、同じ食材は2回まで選ぶことができる。
さて、ピザが出来上がったら、命名の儀式へ移る。16文字以内でワンダフルな名前をつけよう。ピザの名前のほかに、作ったピザの説明を160文字以内で入力し、さらにフリップメニューの中から「このピザに込めた思い」を選択する。このメニューに用意された文言がちょっと面白いので、楽しみにして頂きたい。さらに16文字以内で名前、フリップメニューで年齢と性別を選んで作業は終了。TwitterやFacebookでの共有設置もここで行う。
命名式と紹介文入力が終わったらレジに進み、注文が可能となる。注文に際してはドミノオンライン本店のユーザー登録(無料)と、ログインが必要になるので、あらかじめ登録をしておく。登録がない場合、登録画面に遷移するが、カートに入らないので、この時点で作成したピザの情報は失われてしまうようだ。なので、ユーザー登録は必ず、事前に行っておこう。
注文が済むと、「It's My Wonderful Pizza!」のサイト、TwitterおよびFacebookで共有される。投稿されたピザは前述の「みんなの作ったピザから注文」からオーダーができる。ちなみに我々はMサイズとLサイズ2枚のピザを注文し、前者は「深夜のうかれぽんちピザ」後者は「マイナビハラヘリーナ」と命名したので、是非皆さんも検索し、オーダーしてみて欲しい。
そして待つこと30分弱、待ちかねたオリジナルピザの到着だ。何かの賞の授与式のごとく、運んで頂いたピザを受け取り、開封。いつも頼んでいるものより、盛り付けがキレイに見えるのだが、気のせいだろうか? いや、ドミノピザさんも我々の気合の入ったセレクトにネットワーク越しに応えてくれたに違いない。間違いなく、いつもより美しく盛り付けられている(多分)。
編集部まで持っていくと、飢えた野獣が涎をたらして待ち構えていた。いや待て、写真を撮ってからだと制止するも、メモリーカードを装着するのにちょっと目を離したスキに手が二本、三本と伸びてくる。椅子で囲いを作り、撮影終わるまで中に入っちゃダメ、と念押しして、ようやく野獣どもが引き下がる。
撮り終わって、はい食べてもいいよ、と言うと、本当にあっという間にピザがちぎられていく。たまたま残っていた、他の編集部員も乱入してきて、戦場の様相を呈してきている。ものの数分でピースはなくなり、最後の一枚は「え?もうないの?」と言って顔を出したマイナビニュースの編集部長の胃袋に収まった。
これでお腹が膨れれば、編集作業に戻るのだが、足りない場合は「ちょっと歩くけど、飲みに行っちゃおうぜー」などと言って編集部を出て、そのまま戻らない。iPad iPhone Wire編集部の夜は、大体、こんな感じ。
(提供:iPad iPhone Wire) |