マツダは29日、同社のクロスオーバーSUV「CX-5」が「2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の選考対象車は、2012年の11月1日から2013年の10月31日までに日本国内で発表または発売され、年間500台以上の販売が見込まれるすべての乗用車。マツダ車による同賞受賞は、2005年の「マツダ ロードスター」以来、7年ぶり4回目となる。
CX-5は、初めて「SKYACTIV技術」(スカイアクティブ)をエンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーのすべてに採用し、上質な走りと優れた環境・安全性能を両立させたクロスオーバーSUV。同社の新デザインテーマ「魂動」(こどう)を全面的に初採用し、生命力と躍動感を研ぎ澄ませたスタイリングにしたとのこと。
2月の発売から約9カ月で、月間販売計画1,000台の3年分を超える3万7,000台を受注し、好調な販売を継続しているという。
同社社長の藤原清志執行役員は「皆さまから熱い応援を頂き、この度『CX-5』が、このような名誉ある賞を受賞できたことを大変うれしく思います。この賞を励みに、次の世代に向けて、これからもお客様から支持していただけるマツダらしいクルマ造りに、精進してまいります」とコメントしている。