ゼネラル・モーターズ・ジャパンはこのほど、ラグジュアリークロスオーバーSUV「キャデラックSRXクロスオーバー」を改良して発売した。最新の安全装備の導入、「CUE」と呼ばれる業界初のインターフェースの導入がおもな改良の内容となっている。
「キャデラックSRXクロスオーバー」 |
同車の現行モデルは2010年に日本に導入された。今回の改良ではフェイスリフトも含めた多くの変更が行われている。最新の安全装備として、「リア・クロス・トラフィック・アラート(後退時安全確認警告機能)」を全車に標準装備。プレミアムには「アダプティブ・クルーズ・コントロール(全車速追従機能)」や「フォワード・コリジョン・アラート(前方衝突事前警告機能)」なども装備される。
情報やエンターテイメントシステム(インフォテイメントシステム)を操作する「CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)」と呼ばれるインターフェースが装備された。これはタブレットやスマートフォンと同じ感覚で操作できる最新デバイスで、8インチ・マルチタッチ・ディスプレイやステアリングホイールから操作する。プレミアムにはブルーレイなどを再生できるリアシート・エンターテイメント・システムも装備される。
エクステリアにおいては、フロントグリルがよりシャープなデザインに変更され、サイドベントのウインカーはライトバルブ技術を採用したものに。ラグジュアリーは499万円で2013年1月12日発売。プレミアムは625万円で2013年3月に発売される。