住まいと暮らしの総合企業LIXILは、11月24日に愛知県常滑(とこなめ)市にあるINAXライブミュージアム「土・どろんこ館」にて、地区予選を勝ち抜いた代表が「光るどろだんごづくり」の腕を競う「光るどろだんご全国大会2012」を開催。最優秀賞1点ならびに入賞作品を決定した。
「光るどろだんご」は、やきもの用の粘土をまるめた「タネ」を、ステンレスカップで丸く球になるように削り、表面を平滑にして化粧泥(色をつけた土)をのせ、磨きあげて作られるもの。化粧泥の色の組み合わせや磨き具合でさまざまな表情が生まれ、子どもから大人まで幅広く楽しむことができるという。
5回目となる今大会では、全国の営業拠点と連携し、1都1道16県の29会場で地区予選を開催。総参加者540名の中から選出された代表27名が技を競いあった。
最優秀賞は、緑色の地に白と黄色を使った大きな花を描いた、埼玉県狭山市の柴田美優さん(10歳)の作品「はな」。お祭りのときに見て印象に残った「コスモス」をモチーフにしている。
また、優秀賞は、福岡県久留米市の田中悠貴さん(11歳)の「かくれハートのさくら」と、愛知県名古屋市の小西元子さん(45歳)の「かわいいおかあさん」。そのほか、優良賞3点、企業賞3点、挾土秀平(はさどしゅへい)特別賞1点、さらに大会当日に特別に設けられた「ANAのネーミング賞」1点が表彰された。
なお、表彰式には、中部国際空港セントレアのマスコット"なぞの旅人フー"がサンタの衣装で登場し、会場を盛り上げたとのこと。
同大会の最優秀作品は、INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」に永久保存される予定。