博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は、15歳から69歳の男女1,008人を対象に、今年生活者が関心を示したと思われるモノやサービス事例(ヒット商品)について、「今年のときめき&明日の必要」と題した調査を実施。生活者の消費心理や嗜好の変化についての分析をおこなった。調査期間は11月2日から11月5日。
「今年のときめき」ランキングでは、「ロンドン五輪(1位)」、「宇宙ブーム(10位)」など、日常を忘れるような「大きな感動共有」や、「新・大型ショッピング施設(3位)」、「東京スカイツリー(6位)」、「企業系アンテナショップ(17位)」、「野外フードイベント(22位)」など、みんなで楽しさを体験できるような「新・にぎわいスポット」がランクイン。
そのほか、「進化系LED照明(2位)」、「創エネ・蓄エネ商品(4位)」、「新・ハイブリッドカー(5位)」、「クリーンディーゼル車(19位)」といった「未来エネルギー技術」や、「高速通信対応スマホ(8位)」、「Windows8(11位)」、「無料通話アプリ(15位)」といった、デジタル環境を進歩させる「新・情報ツール」も支持されている。
また、「明日の必要」ランキングでは、「防災」、「未病」、「エネルギー」の3つが多くの票を集めた。
「防災」では、「普段使いの防災用品(14位)」、「猛暑対策商品(27位)」があげられ、「未病」では、「機能性メガネ(5位)」、「食物アレルギー対応商品(10位)」、「抗菌力が高まる洗剤(13位)」、「機能性ヨーグルト(15位)」などがランクインしている。
さらに「エネルギー」では、「進化系LED照明(1位)」、「創エネ・蓄エネ商品(2位)」、「新・ハイブリッドカー(3位)」「クリーンディーゼル車(8位)」などが支持された。
調査の詳細は「同社サイトのニュース」を参照のこと。