URLフィルタリング関連技術・サービスの開発・提供を行うネットスターは、中高生の子どもを持つ保護者1,040名を対象に第14回「家庭でのインターネット利用実態調査」を実施した。調査期間は10月10日から2012年10月11日。
同調査によれば、「ケータイデビューした学齢」、「スマートフォンを持たせた学齢」は、ともに「中学生」が最多で約5割を占めている。
現在、スマートフォンを利用している子どものうち「スマートフォンが初めて持つ携帯電話」という子どもは37.5%だった。
子どもにスマートフォンを持たせた理由は、「子どもにねだられたから」が最多で、高校生に高い傾向が見られる。
一方、持たせていない理由は、「利用料が高くなるから」「現在利用している機器で十分」が半数近い回答を集め、中学生では「年齢的に早いから」「有害サイトや有害アプリの利用が心配だから」が高い結果となった。
保護者が、子どものスマートフォンを利用において懸念している点は「長時間利用による時間浪費や依存」がトップで、「アダルトサイトなどの子どもに不適切なサイト・アプリ・コンテンツの閲覧」、「使いすぎ・買いすぎによる高額請求」、「悪意ある大人からの誘い出しや性的犯罪」が続く。
同社では、「学齢やカテゴリーによってアプリ利用を制限するサービスなど、安全利用支援サービスに期待が集まる」と分析している。