AKB48の柏木由紀が、2013年1月11日よりテレビ東京でスタートするTVドラマ『ミエリーノ柏木』で初主演を務めることが28日、明らかとなった。
柏木が演じる主人公「柏木」は裏稼業で「別れさせ屋」を営むカフェ店員。彼女は人に触れるとその相手の恋愛にまつわる近未来が見えてしまうという特殊能力を持っているが、恋愛音痴の「柏木」は、その恋愛シーンが幸福なのか不幸なのかよくわからない。ドラマではカフェでの仕事を通じ、さまざまな事情を抱えた男女の恋愛を目の当たりにして恋の理不尽さ、不条理さを感じながらも恋愛の本質を理解し、人間的に成長していく姿が描かれる。
ドラマの企画・原作は秋元康が担当、脚本・演出は映画『ホテル ビーナス』をはじめ、数々のドラマやバラエティー、ミュージック・クリップの演出など手がけるタカハタ秀太が担当。共演キャストには佐野史郎、キングオブコメディの今野浩喜らが名を連ね、主題歌には、エイベックス内に設立した独自レーベル「YukiRing」から、2013年2月6日にリリースが予定されている柏木のソロファーストシングルが提供される。
柏木をほっとする"優等生"と表現した秋元は「大人になったら"優等生"は必ずしも褒め言葉ではなくなってくる。特に恋愛においては……。柏木、"優等生"すぎて、変な男に騙されなければいいけどな。悪い男に対する免疫がないから……。柏木に"恋愛とは何か?"を学習させようと、このドラマを企画しました」と柏木を起用した経緯を説明。対する柏木は「連続ドラマ初主演ということで不安は大きいですが、2013年の新たなスタートとして、このドラマで新しい自分を見せられたらいいなと思っています。物語としても幅広い世代の方に共感してもらえる内容になっていると思いますので、それぞれの見方で楽しんでいただけたらうれしいです」と初主演作となるドラマをアピールしている。