阿部寛が主演を務め、小泉今日子、真木よう子らが出演する映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(2013年1月26日公開)の予告編が28日、公開された。
原作は、大人の男女の恋愛を描き続ける小説家・井上荒野の同名小説。艶(つや)という女性と駆け落ちした松生春二(阿部寛)は、奔放な妻の不貞に悩まされ続けてきた。その艶がある日、病に冒され昏睡状態に。献身的に愛してきた松生は、艶が過去に関係を持った男たちに、彼女の死期が近いことを伝えようと思いつく。小泉今日子、真木よう子、野波麻帆、風吹ジュン、忽那汐里、大竹しのぶの豪華女優陣のほか、岸谷五朗、奥田瑛二、渡辺いっけいといった個性派俳優が出演し、主題歌をクレイジーケンバンドが務めることでも話題になった。
今回公開された予告編では、特報で明らかにされなかった"センセーショナルな愛"に向き合うキャスト陣が描かれている。松生(阿部寛)の狂信的な愛、環希(小泉今日子)の一人の女として妻として譲ることのできない生き様、ベッドを共にする関係性ながら壊れやすい愛をひたすら待ち続ける百々子(真木よう子)の姿など、愛と共に生きるそれぞれの人生が生々しく描かれている。
(C)2013「つやのよる」製作委員会