昨日には同ライブの一部チケットが3,000ポンド(約39万円)という法外な値段をつけられていたことから数千ものチケットが売れ残ったと報道されていたザ・ローリング・ストーンズ。写真はミック・ジャガー (C)BANG Media International |
英ロック・バンドのザ・ローリング・ストーンズが、11月25日にロンドンのO2アリーナで開催した結成50週年記念ライブを35分延長してしまったため、20万ポンド(約2,600万円)の罰金を科せられてしまったという。
約2万人強の観客を前に、結成50周年記念ライブ「50・アンド・カウンティング」と題してツアーの幕開けを盛大に祝ったストーンズだが、終了予定時刻の22:30を過ぎてもなお、地元条例の規則を破って11:05まで観客からのアンコールに応え続けたため、今回高額な罰金を支払う羽目になった。バンドのエージェントを務めるバーナード・ドハーティは英ザ・サン紙に次のように皮肉っている。
「今回の罰金は巨額ですよ。でもザ・ローリング・ストーンズはすべきことをしただけです。コンサート会場に自治体関係者がいて、わざわざ『終了予定時刻ですよ!』と厳しく時間の管理をしていたわけでもなかったですし」ただ、巨額の罰金とは言っても、同バンドは全5公演を予定しており、全額で1,500万ポンド(約20億円)以上の収入が見込まれている。
「50・アンド・カウンティング」の今後の予定としては、11月29日(木)に再びロンドンのO2アリーナで公演後、12月8日(土)にはニューヨークのバークレー・センターで、続いて13日(木)と15日(日)にニュージャージー州プルデンシャル・センターにて幕を閉じる。
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