CORSAIRは27日、ATX12V Ver.2.31およびEPS12V 2.92規格に準拠し、80PLUS PLATINUM認証を取得したハイエンド電源ユニット「AX SERIES」を発表した。電源容量が860Wの「AX 860i」と760W「AX 760i」の2モデルをラインナップ。12月1日よりリンクスインターナショナルを通して発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は「AX 860i」が29,980円前後、「AX 760i」が27,980円前後。
両製品ともに、同社のシステム統合管理ツール「Corsair Link」に対応。付属のUSBドングルを使用することで、Windows上の専用ソフトから、電源ユニットの入出力、効率、ファンの回転速度、内部の温度をモニタリングできる。
また、過電流保護(OCP)制御と出力系統数の切り替えに対応するほか、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)を搭載し、ノイズを低減することで高出力を実現する。
AX 860i
AX 860iの主な仕様は次の通り。定格出力は860W、各DC出力は+5Vが25A、+3.3Vが25A、+12Vが71.6A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数はメイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、ペリフェラル電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、FDD電源コネクタ×2(変換ケーブル使用)。本体サイズ/重量はW215×D295×H135mm/約1.94kg。製品の保証期間は7年間。
AX 760i
AX 760iの主な仕様は次の通り。定格出力は760W、各DC出力は+5Vが25A、+3.3Vが25A、+12Vが63.3A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数はメイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、ペリフェラル電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、FDD電源コネクタ×2(変換ケーブル使用)。本体サイズ/重量はW215×D295×H135mm/約1.91kg。製品の保証期間は7年間。