11月25日にロンドンの02アリーナで盛大に開催された英ロック・バンド、ザ・ローリング・ストーンズの結成50周年記念ライブだが、チケットがあまりに高額な額に跳ね上がってしまったため、数千枚単位でチケットが売れ残る結果となった。
フロントマンのミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロニー・ウッドら4人に加えて、ビル・ワイマンとミック・テイラーの2人も参加し、熱狂的に盛り上がったこのライブだが、英ザ・サン紙の報道によれば、一部のチケット販売エージェントが3,000ポンド(約39万円)という法外な値段をつけて販売したことから、数千ものチケットが売れ残ったとみられている。
元々チケットは、190ポンド(約2万5,000円)から400ポンド(約5万3,000円)で販売されており、販売開始からわずか7分で完売。しかし、チケットの大半はチケット販売業者であるヴィア・ゴーゴーやシートウェイブ、ダブル8・チケッツなどが高額で転売することを目的に買い占めていた。
ただロニーは以前、「俺なら払うね。だって俺たちはリハーサルのためにもうすでに何億も使ってるんだぜ。なのにまだ準備の半分も終わってないんだ。ステージだってその何倍もかかるわけだしな。でも、だからこそ俺らは素晴らしいショーをしなきゃいけないんだ」と急騰するチケット代金を擁護する発言を残している。
(C)BANG Media International