「家計の管理について」

営業支援や市場調査を実施しているソフトブレーン・フィールドは、11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、同社登録の20代から60代の既婚女性会員(868名)を対象に「夫のお小遣い実態調査」を実施した。調査期間は11月6日から11月12日。

「家計の管理」について尋ねたところ、妻が家計を管理している割合は72.0%、夫が家計を管理している割合は10.1%、2人で家計を管理している割合は17.9%という結果になった。

妻の家計管理の大変さを理解しない夫も多く、「以前は、私がやりくりして、旦那に小遣いを渡していたのですが、ケンカが絶えなくなったので、旦那にやりくりを任せて大変さを分かってもらうことにしました。結果、無駄遣いも減り文句も言わなくなりました」などの意見があった。

「夫と妻のお小遣い額」

「年代別夫のお小遣い額」

「夫と妻のお小遣い額」のうち、「妻のお小遣い」は、10,000円以内が42.5%と半数近くを占めるのに対し、夫は30,001円から50,000円が最も多く29.6%。ついで20,001から30,000円が26.7%となった。

「夫のお小遣い」のうち30,000円以内の比率については、20代では92.9%、30代では72.0%、40代では51.4%、50代以上では35.4%とやはり年齢が上がるにつれて、少なくなっている。

50,000円より多いお小遣いの人は、30代で4.7%だったのが、40代になると16.1%、50代以上になると27.4%と増加。年齢を重ねるごとにお小遣いの二極化が進んでいることがわかる。

「お小遣いに昼食が含まれるか」

また、「夫のお小遣い額」の平均は、35,890円。「お小遣いに昼食が含まれるか」と尋ねたところ、「昼食代込のお小遣い」が42.5%、「昼食代別のお小遣い」が57.5%となった。

「2012年にお小遣い額はかわりましたか」

「今後、夫のお小遣いを変える意向はありますか」

「2012年にお小遣い額はかわりましたか」という質問をしたところ、2011年と比べて、2012年に夫のお小遣いが減ったと回答した人は13.0%だったが、今後減らしたい人はその1.7倍の22.0%となった。

2012年にお小遣いが増えた割合は8.6%で、主な理由は「給料が増えた、昇進した」など。減った割合は13.0%で、こちらも主な理由は「給料が減額された、ボーナスが減った」など収入面と直結した理由がほとんどを占めた。

今後の意向について、増やしたいと回答した割合は8.4%で、増やしたい理由については、「毎日遅くまで働いてもらっているので、もう少し余裕のあるように、お小遣いを増やしたい」や「少ないお小遣いでなかなか自分の好きな物も買えずにかわいそう。やりくり上手になってもう少しアップしてあげたい!」などの理由があげられている。

一方、減らしたい理由については、「子供の教育費などにお金がかかるので、できれば減らしたい」や「マイホーム購入を検討しているから」、「子供が生まれたので禁煙してもらいたいから」などの理由が多かった。