シニアマーケットの専門機関であるシニアコムは、50歳以上の既婚男女に対して「夫婦に関するアンケート」と題した調査を実施し結果を発表した。有効回答数は962人(男性703人、女性259人)、調査手法はWEBアンケート調査。

「現在の配偶者に点数をつけるとしたら何点だと思いますか」

「現在の夫婦関係に点数をつけるとしたら何点だと思いますか」

お互いの配偶者に対する点数について質問をしたところ、男性(夫)が妻を評価するスコアが高く、夫の思いの方が妻の思いを上回る関係が見て取れた。特に男性の65歳以上では、妻の評価点数とともに夫婦関係の評価点数が高い傾向が見られたという。

「妻が自分にやって欲しいと思っていると感じる家事」(男性)、「夫にやって欲しいと思っている家事」(女性)

「自身が普段から行っている家事」(男性)、「ご主人が普段から行っている家事」(女性)

女性(妻)の視点で夫に行ってほしい家事は、「ゴミ出し / 庭掃除・草むしり / 洗車」が上位に挙がり、日常的な調理や洗濯は低くとどまった。実際に、男性(夫)が行っている家事の状況も、これら妻のニーズの高いものとなっており、65歳を超えるとその反応がより高い傾向が見られたという。