元格闘家で高田道場代表の高田延彦とタレントの向井亜紀夫妻が22日、都内で行われた、「第5回プラチナ夫婦アワード」授与式に出席した。
プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関であるプラチナ・ギルド・インターナショナルは、永遠に色褪せないプラチナのように絆を深めている夫婦に授与する"プラチナアワード"を2008年から毎年開催している。過去には、俳優の中尾彬&女優の池波志乃夫婦、プロサッカー選手の中山雅史&女優の生田智子夫婦らが受賞している同アワードの第5回目には、結婚19年目を迎えた高田&向井夫婦が選出された。
11月22日の"良い夫婦の日"に行われた授与式では、高田が向井にプラチナ・ツインエタニティリングを贈り「喜びと共に非常に緊張しました。指輪をはめる時、手が震えちゃった」と照れ笑いを浮かべ、向井も「お互いドキドキして、心臓の音が聞こえそうだった。指輪を贈られるのはこんなにうれしいんだと改めて思いました」とにっこり。高田は「人生の半分は彼女と過ごしてる。同士、親友、妻、母という僕にとって唯一無二の存在です」と妻に感謝し、向井が子宮頚がんで闘病中だった当時を振り返り「毎日病院に通って、病室では明るくしてたけど車の中ではいつも泣いてました」と明かすと、向井は「病気の時も『未来を見ようよ!』というノブくんの姿勢が有難かった。退院の時は『これからも頑張ろう。契約更新だね』って指輪をくれてうれしかったです」と瞳を潤ませながら夫婦のエピソードを語った。
イベント終了後、報道陣の取材に応じた高田は「50歳になって物忘れが激しくなったけど、忘れることの出来ない素敵な瞬間になりました」と話し、「一瞬だけウケ狙いで指輪をつけたりはずしたりしようかと思ったけど空気を壊すから止めた」と照れ隠し。向井は夫婦生活について「2人でよくコーヒーを飲みながら話してる」と言うと、高田も「気付いたら2人でコーヒーショップに3時間いたこともある。ケンカもしょっちゅうするけど、最後はキッチリ握手で終わらせてます。試合みたいなもんです」と夫婦円満の秘訣を披露。また、高田&向井夫婦には、9歳になる双子の息子がいるが、向井は「子どもたちはお父さんのことが大好きなんです。いつも一緒に遊んでて、親分と子分みたい」と笑顔で話すと、高田は「最近、親分はなめられてきたんですが、これから中学生高校生と成長していくのが楽しみ」と父親の顔。最後に、報道陣にキスを迫られたが、高田は「出ていけやー!」と叫んで笑いを誘っていた。