バッファローは21日、IEEE802.11ac技術を採用し、最大600Mbps(理論値)のデータ転送に対応した無線LANルータ「WZR-D1100H」と、USB 2.0対応の子機「WI-U2-400D」のセットモデル「WZR-D1100H/U」を発表した。11月下旬より発売し、価格は25,410円。

「WZR-D1100H/U」

IEEE802.11ac技術を採用する無線LANルータと子機のセットモデル。子機をセットにしたことでPCを選ばずにIEEE802.11ac技術による高速データ通信を使用できる。通信速度は600Mbps(理論値)で、本セットモデルの親機と子機の実測値は約239Mbps。従来製品に比べ約1.8倍高速になっているという。

IEEE802.11a/b/g/nにも対応し、5GHz帯と2.4GHz帯の同時接続が可能。2.4GHz帯の最大転送速度は450Mbps(理論値)で、アンテナ数は3本(受信3×送信3)。無線LANセキュリティは、WPA2-PSK(AES/TKIP)、WPA-PSK(AES/TKIP)、WPA/WPA2 mixed PSK、WEP(64/128bit)、MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台)など。

また、スマートフォンだけでWi-Fi接続とインターネット回線の初期設定が行える「AOSS2」に対応。ルータ/ブリッジ自動切り替え機能では、ルータ機能の有無を自動判別して親機のモードを自動で切り替える。手動でも切替可能なスイッチも背面に搭載。

そのほかにも、親機のUSB端子に接続したHDDの回転を制御する「HDドライブ・スリープ」機能、メディアサーバ機能、Webアクセス機能などを備える。節電機能は、曜日ごとに電源をオン/オフして省エネ動作が可能な「おまかせ節電」など。

有線LANインタフェースは、Gigabit Ethernet対応のLANポート×4基と、WANポート×1基。USB 2.0ポート×1基には、USB接続の外付け型HDDやプリンタなどを接続できる。本体サイズは約W34×D183×H212mm、重量は約510g。対応OSはWindows 2000 / XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.4~10.7、iOS 3.1.2~5、Android 2.1~4.0。

USB子機の「WI-U2-400D」は、最大転送速度400Mbps(理論値)でのデータ転送に対応。無線LANセキュリティは、WPA2-PSK(AES/TKIP)、WPA-PSK(AES/TKIP)、WPA/WPA2 mixed PSK、WEP(64/128bit)。本体サイズは約W93×D15×H31mm、重量は約34g。対応OSはWindows 2000 / XP / Vista / 7。