タグ・ホイヤーの「マイクロガーダー」がこのほど、「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ」表彰式にて、最高賞である「エギーユ・ドール」を受賞した。

「マイクロガーダー」

毎年11月に開催される「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ」は、時計業界におけるアカデミー賞ともいえる賞で、その年の最も注目を集めた時計が10カテゴリーにおいて選ばれる。タグ・ホイヤーは11年間で8度受賞しており、今年は最高賞「エギーユ・ドール」という栄誉に輝いた。

「マイクロガーダー」は超高速振動の2重構造。5/10,000秒の精度を誇り、1時間に720万回振動し、クロノグラフ針は1秒間に20回の速さで回転するなど、まったく新しいシステムを採用した。

今回の「エギーユ・ドール」受賞を受け、タグ・ホイヤー本社の代表取締役兼CEO、ジャン-クリストフ・ババン氏は、「何年にもわたり部門賞を受賞してきましたが、最優秀賞として選ばれたことは今回が初めてです。この偉業を誇りに思います。『マイクロガーダー』は機械式のエネルギーの生成・貯蓄・制御の方法を変えました。このムーブメントとともに、ウォッチメイキングの新たな時代の幕を開けることとなるでしょう」と語っている。