84.7%が、「お正月は家族で一緒に過ごす」

紀文食品はこのほど、同社が実施した「お正月首都圏調査」の結果を発表した。

同調査は、2011年12月19日~2012年1月4日の期間、首都圏の20~60代の主婦660人(20代80人、30代180人、40代100人、50代100人、60代200人)を対象に、調査員訪問面接、留置自記入、訪問回収にて行われた。

「お正月に対する意識」「おせち料理の喫食率」など、主婦の目線から見たお正月が数値で把握できる結果となっている。

全体の8割以上がおせち料理を用意している

同調査ではおせち料理の喫食率は95.9%となり、今年も、ほとんどの人がお正月にはおせち料理を食べている結果となった。さらに、「おせち料理を用意した」と答えた人は80.9%、用意したアイテムの平均は9.3品となった。

また、「おせちは盛りつけに工夫をこらしたい」(53.6%)といった回答から、半数程度の主婦が、ハレの日のごちそうであるおせち料理の盛り付けに気を配っていることがうかがえる。

おせち料理、4人に3人は「蒲鉾」を購入

用意したおせち料理のうち、市販品の購入割合は78.0%。用意したアイテムの1位は「蒲鉾」(75.0%)、2位「黒豆」(68.6%)、3位「お雑煮」(67.4%)、4位「伊達巻」(63.9%)、5位「栗きんとん」(61.1%)で、以下「数の子」「昆布巻」「なます」「煮しめ」「なると」が続く。

「おせちの品ぞろえはいわれや縁起にこだわる」人は46.2%となり、4割以上の人がおせち料理ひとつひとつに込められた意味を意識しながら準備を行っている結果となった。

また、「お正月は家族で一緒に過ごす」人は84.7%となっているほか、お正月の過ごし方については、「家族で初詣に行った」(61.1%)や「子どもにはお年玉をあげた」(63.8%)などの回答があり、家族そろって思い思いの団らんを楽しんでいる家庭の様子が浮かびあがった。