アウディ ジャパンは21日、オンロードパフォーマンスと高いユーティリティ性能を両立したプレミアムSUV「Q5」を改良して販売開始した。ハイパワーと低燃費を両立した新開発の2.0リットル直噴ターボエンジンを搭載したのがおもな改良点となる。
「Q5」はオンロードでのパフォーマンスと乗り心地、洗練されたスポーティなデザインと高いユーティリティ性能を特徴とするプレミアムSUV。2009年の市場投入以来、4年目を迎えての大幅な改良となる。
改良のメインとなる新開発エンジンは2.0リットル直列4気筒ターボで、従来より13PSの出力向上をはたしながら、JC08モード燃費は12.5km/リットルと大幅に燃費性能を高めている。3.0リットルV型6気筒ガソリン直噴スーパーチャージャーエンジンも搭載され、こちらは従来の3.2リットルエンジンとの比較で2PSのパワーアップをはたしながら、JC08モード燃費は11.1km/リットルと約15%向上している。
エクステリアでは、新しいヘッドライトが採用され、バイキセノンヘッドライトのほぼ全周にわたってLEDが配置されるデザインとなった。インテリアも新しいデザインのステアリングホイールを採用するなどリフレッシュされている。オプションで専用エアロパーツや19インチアルミホイールなどをセットにしたS-lineパッケージも用意された。価格は「Q5 2.0 TFSI クアトロ」が579万円、「Q5 3.0 TFSI クアトロ」が673万円。