JR東海は21日、東海道新幹線の新型車両N700Aの投入に合わせ、デビュー日となる来年2月8日に東京駅・新大阪駅で出発式を行うと発表した。

N700Aの出発式は、東京発「のぞみ203号」、新大阪発「のぞみ208号」の発車前に行われる

東京駅での出発式は、2月8日の朝6時40分頃より、16番線の1号車付近にて実施。東京発新大阪行「のぞみ203号」が入線した後、花束贈呈やテープカットが行われる。「のぞみ203号」は7時に東京駅を出発し、新大阪駅到着は9時33分を予定している。

新大阪駅での出発式も2月8日の朝6時40分頃より開始。場所は24番線の16号車付近で、新大阪発東京行「のぞみ208号」の入線後、花束贈呈とテープカットを行う。「のぞみ208号」は7時に新大阪駅を出発し、9時33分に東京駅に到着予定だ。

N700A(N700系1000番台)は、「中央締結ブレーキディスク」「台車振動検知システム」「定速走行装置」など、N700系以降の技術開発成果を採用した車両。東海道新幹線のシンボルである青帯と一体化した「A」のマークが特徴となる。JR東海の資料によれば、同車は700系の置換え車両として投入が進められ、本年度中に6編成、2013年度に7編成を投入予定。これにより、同社が保有する新幹線車両の約7割がN700系タイプになるという。