2013年1月に日本テレビ系でスタートするアニメ『GJ部(ぐっじょぶ)』の制作発表がこのほど、都内で行われ、ボイスキャストの荒川ちかが出席した。
小学館のガガガ文庫から発売されている新木伸原作の同名4コマ小説をアニメ化した同アニメ。とある高校の旧校舎の一室にある正体不明の部"GJ部"を舞台に、強制入部させられた四ノ宮京夜(下野紘)と個性的な女子学生たちのゆるふわな時間を描く。
荒川ちかが声を担当するキャラクターは、京夜が入部したGJ部に在籍するいつも腹ペコな騎羅々。「アニメが好きなので、決まった時はうれしかったです。その知らせを聞いた時は、放心状態でしたね」と振り返り、「原作を読んでみましたが、"ゆるふわ"な感じで楽しそうな部活風景でした」と感想を。演じる騎羅々については「騎羅々は野良猫っぽい感じですね。無口なキャラクターでカッコいい女の子だと思います。身長が180cmでグラマーなので、私と似ている場所が少ないんですけど、騎羅々はお肉を食べたりしていて、私も家に帰ると机にある食べ物とか食べちゃうので食いしん坊なところは似ていると思います(笑)。役に生かしたいですね」と話していた。
アニメのレギュラーは初挑戦となる荒川だが、今年7月に公開された細田守監督のアニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』に出演するなど、声優は経験済み。「毎週皆さん(スタッフとキャスト)に会うので、部活風景の気持ちでやりたいと思います」と笑顔を見せ、「シリーズもののアニメは初めてですが、将来的には『アンパンマン』の戸田恵子さんみたいに声優も女優さんもできるようになりたいです」と意欲を見せていた。